消費者金融 専業主婦

出資法の上限金利は何故引き下げられた?

 

出資法は正式名称は「出資の受け入れ、預り金及び金利などの取り締まりに関する法律」と、文字通り出資に関する法律です。

 

 

最初に制定されたのはいつ頃なのかなぁ・・・


出資法の内容は金融機関の職員が自分の立場を利用して自分が儲かるためにお金を貸す行為(浮貸し)を禁止したり、お金を貸した側が借りた側から受け取るお金はすべて利息とみなす(みなし利息)といった内容です。この法律は

 

 

1954年に制定されましたがその46年後に改正されることになります。


それには理由があり、出資法ではお金を貸し付けた場合、利率は年に29.2%を超えてはならないと決められていましたが、この利率を9.2%引き下げました。一体なぜ9.2%下がったのでしょうか?それには利息制限法と関係があります。

出資法の上限金利引下げの理由

まず、利息制限法とは出資法と内容は同じなのですが利息制限法の利率は

 

 

  • 10万以下は20%
  • 10万以上100万以下は18%
  • 100万以上は15%

と細かく決められています。しかし、この利息制限法は守らなくても罰金程度で済むので誰も守らず、罪になるのは出資法の上限の29.2%を超えた場合のみでした。なので20%〜29.2%の間に利率を設定する業者が多かったのです。

 

 

つまり、20%〜29.2%の間の金利では刑罰にはならなかったのね。


この事をグレーゾーン金利と呼び、軽い気持ちで借りた、又は他で借りれなくなった人を借金地獄にしてお金を吸い取っても罪にはならず、軽い罰則になるだけ等、社会問題となっていました。

 

これを解決するため、出資法の上限金利を2000年の6月に20%に引き下げることによってグレーゾーン金利は完全になくなりました。なので、今では多くても20%を超える利率を設定する大手の貸金業者はいません。

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